「SnowPro Advanced: Data Engineer」に合格するまでにやったこと&試験後の感想 #SnowflakeDB

「SnowPro Advanced: Data Engineer」に合格するまでにやったこと&試験後の感想 #SnowflakeDB

Clock Icon2022.08.30

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さがらです。

先日、Snowflakeの上位認定資格である「SnowPro Advanced: Data Engineer」に合格しました!

試験対策として行ったことと、試験後の感想を本エントリにまとめてみます。

SnowPro Advanced: Data Engineerとは

Snowflakeの認定資格ページからの引用ですが、このような試験です。Snowflakeを用いたデータエンジニアリングの知識を幅広く問われる試験となっています。

SnowPro Advanced:データエンジニア認定資格は、Snowflakeを利用した包括的なデータエンジニアリング原則の実装に必要な高度な知識と能力を証明する資格です

この認定試験は、以下のスキルを試験対象とします。
・データレイク、API、オンプレミスからのデータのソーシング
・複数のクラウドプラットフォーム間でのデータの変換、複製、共有
・ニアリアルタイムなエンドツーエンド・ストリームの設計
・DEワークロード向けのスケーラブルなコンピュートソリューションの設計
・パフォーマンス指標の評価

試験の仕様は下記をご覧ください。(2022/8/30時点の情報です。随時最新の試験ガイドをご確認ください。)

  • 問題数:65問
  • 制限時間:145分(115分+英語試験のため日本人向けに30分多めに時間が与えられます)
  • 費用:375USD
  • 合格点:1000点中750点以上
  • 受験方法
    • オンライン
    • テストセンター

申し込み方法

基本的に、下記のリンク先から「登録手順の確認と登録」のページに移動して、記載の内容に沿っていけばOKです。(直接「登録手順の確認と登録」へのリンクを貼るとエラーになったので、一つ前のページのリンクを貼っております。)

2022年の2月からSnowflakeの認定試験はPearsonVueでの申込みとなっています。PeasonVueでアカウントを作成しログインした後は、下図の赤枠から言語を切り替えれば日本語表示も可能です!

試験までにやったこと

SnowPro Advanced: Data Engineerの試験までにやったことをまとめます。

先駆者の受験ブログを読む

AWSやGoogle Cloudの認定試験だと日本でも受験ブログが多く書かれていると思いますが、Snowflakeの認定試験の場合には日本語での受験ブログはまだまだ少ないです。

そんなときは英語で探しましょう!私は下記の記事を読みました。

Udemyの受講

日本語での試験対策はないのですが、英語の場合にはUdemyで試験対策教材がいくつか販売されています。

私は下記の教材を購入して2回解きました。やはり実際の問題形式で多く解くことは大事ですね!

SnowPro Advanced: Architect受験時の内容の復習

これは私が昨年にAdvanced: Architectを受験していたこともあるのですが、一部試験範囲が被っているところもあるので、Advanced: Architect受験用のメモを見直しました。

特にKafka、データシェアリング、ロール周りはメモを使い回す事ができたので、試験勉強を効率的にすることが出来たと感じています。

試験ガイドに沿った公式Docの読み込み

そしてやはり最後は公式Docの読み込みです。

どんなドキュメントを読んでいくのかですが、下記のリンク先の下部にある「SPSG-DEA:SnowPro Advanced: Data Engineer Exam Stugy Guide」から、試験ガイド・参考となる公式Docへのリンク・サンプル問題数問を確認できるPDFをダウンロード可能です。(コミュニティへのサインインが必要となることだけご注意ください。)

こちらの内容に沿って、ドキュメントをくまなく読んでいきました。

試験後の感想

※具体的な内容を記すことは出来ないため、簡単に受験後の感想を述べます。

  • 問題について
    • まず、想像以上にクエリが問題文にも選択肢にも記述されていました。全問題の半分くらいは何かしらのクエリが書いてあったような…。たくさんのクエリを読むことになるので、日頃から試験範囲に関わるクエリを見慣れていないと時間がかかると感じました。
    • 問題は難易度を問わず順不同で出されると感じました。私は1問目から「うわぁ…問題文と選択肢の文が長い…」となってしまったので、ちょっとでも時間がかかりそうと感じたら見直し用のチェックボックスに印をつけて、後で見直すことをオススメします。(この類いの試験って、1問目から難しい問題を出してビビらせてくる印象が強いですw)
    • 私はテストセンターで受験したのですが、各問題ごとにキーボードで日本語を打ちメモを残すことが出来ました(PearsonVue特有の仕様?AWSの試験をPearsonVueで受験した際も同じ機能がありました)。問題文も選択肢も英語で長いので、「前提条件」「何を問われているか」「各選択肢の正誤判定とその理由」を簡易的にでも書き残しながら解くと、見直し時に「この問題なんだったっけ…」とならなくて良かったと感じました。
  • 試験中気になったこと
    • 1問だけ、画像を拡大表示しないといけない問題があったのですが、その画像を縦と横にスクロールして全体を見た上でNextを押さないと次の問題に進めないという事象が起こりました。画像を一度拡大して見たのですが、それだけでは次の問題に進めなかったので、少しだけ焦りました。同じ現象に遭遇した方はご注意ください。
  • 時間配分
    • 120分経過時:一通り65問時終わり
    • 140分経過時:20問ほど見直しチェックをつけていたので、20分で見直しを実施。5分残して提出
  • 結果
    • スコアは「802/1000」でした。
    • 個人的にAdvanced: Architect試験よりも問題文と選択肢が長い問題が多い印象で、タフな試験でした。正直途中で集中力が切れたので1分ほど体を伸ばしたりしました。

最後に

Snowflakeの認定資格取得者は、日本ではまだまだ少ないかと思います。そのため、Snowflakeの認定資格は取得できれば「日本で数人目~数十人目」になれるチャンスのある資格です!ぜひ狙っていきましょう~

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